ライディングテクニック上達法

コーナリングの“3つの苦手”の克服方法

技術レベル 3 ★★★☆☆

Q:月に1000km前後走行していますが、
ヘアピンカーブの下り坂と右コーナーが あいかわらず苦手です。

A:ヘアピン、下り、右コーナーと、
ライダーがまさに苦手とする3つの状況を列挙いただきました。(笑)
これら3つがなぜ難しいのかと申しますと、
バイク性能で誤魔化しがきかないからなのです。
つまり、これら3つの状況には、ライディングの基本が詰まっています。
正しく曲がり、止まり、理想的なライン取りを行うことができないと、
スムーズで効率的なライディング出来ないのです。

ヘアピンは速い旋回速度は不要ですが、小さくコンパクトに、
しかも安定して曲がる技術が要求され、この技術の習得には
Uターンや8の字旋回練習が効果的になります。

下りコーナーは、平坦な路面より制動距離が延び、
荷重が前方に移動しがちになりますので、
安定して短い距離で減速できるように急制動の練習が効果あります。

また、ライン取りは8の字旋回練習で、
走行ラインを意識することで身につけることができます。
パイロンまわりを180度旋回する際にパイロンから離れて進入、
そして前半の90度の旋回でできるだけ向きを変えてしまうのです。
つまり、前述の小さくコンパクトなターンが必要になります。
さらに、加速前の旋回脱出で、最もパイロンに近づくラインを作ります。

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8の字旋回練習はヘアピンコーナリングやライン取り練習に役立つ!

多くのライダーは、そのコーナーで
最も速い旋回速度のラインで走ろうとします。
しかし小さなコーナーほどこの逆をしていただきたいのです。
そのコーナーで、最も小さくコンパクトに、
かつ短時間でコーナリング出来るラインを探すのです。

コーナリングは単に感覚的に練習するのではなく、
減速、旋回、加速とライン取りと分けて練習すると効果的であり、
漠然としていた苦手意識、恐怖を解決できるのです。

 

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記事投稿日:2019/05/22
カテゴリ : コーナリング ライディング上達法