ライディングテクニック上達法

セルフステアを引き出す旋回法とは?

旋回時には曲がりたい方向へ、
車体の倒し込みに先行して
ライダー上体を傾斜させることで、
シートへの荷重を旋回方向に移動させます。
これによりセルフステアを引き出しやすくなることから、
ステアリング切れ角を使い、
車体の向きを変えることができます。

セルフステアリングを使って走るメリットは、
バイクを大きく傾けなくても
車体の向きを変えられること。
アメリカンバイクのような
車体傾斜角が小さい車種にとって、
このステアリングで曲がる技術は、
大きく重い車体を小さくコンパクトに
向きを変える便利な方法でもあります。
また車体を傾けて曲がるほど
転倒のリスクが高まりますので、
傾けずにステアリングで曲がることは
より安全な技術となります。

よって公道での交差点やカーブ、
Uターンにおいて、車体を立てた状態で、
上体を先行して傾斜させることによって、
ステアリングを切らせ曲がります。
上体の移動量によって、
ステアリングの切れ角が変わり、
回転半径が自由に変えられることを体感してください。

注意点として、車体が追従して傾いてくる際に、
ニーグリップと腹筋・背筋で
上体の車体に対する傾斜角を保つことです。

上体を傾斜させる荷重移動での旋回実演として、
アクセル操作右手1本だけでの旋回練習をご覧ください。

ちょっとしたライダー上体の荷重移動で
旋回のきっかけを作るだけで、
ステアリングを操作しなくとも
効果的な旋回性を保ち続けることができます。
荷重移動の方向に ステアリングが自ら切れ旋回していくため、
公道での旋回・コーナリングでは基本的に、
ハンドルを意図的に切るような
ステアリング操作は不要となります。

 

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記事投稿日:2019/06/21
カテゴリ : コーナリング ライディング上達法