ライディングテクニック上達法

8の字旋回走行練習のススメ

8の字旋回走行には 「加速」「減速」「旋回」「切り返し」と言った
ライディングの4要素が含まれています。
そして、それほど広い場所でなくとも、
左右ターン、ライン取り、 荷重移動や目線の使い方、走りのメリハリなどを、
同時に効果的に練習ができるのでおすすめです。

パイロン間隔は10mの8の字旋回動画を紹介します。
車両は、BMWのフラッグシップモデル
R1200RTになります。

ここで大事なことは腕・上体に力を入れず、
セルフステアを効果的に引き出すこと。
ステアリングが切れこんでくるのを
ライダー自ら腕で押さえつけ旋回性能を阻害してはいけません。
旋回方向に上体傾斜させることにより
旋回側シートへ荷重移動させ、
効果的にセルフステアを引き出すのです。
旋回が終わり直線になったらアクセルを開けて加速、
旋回手前でブレーキングで減速します。

ライン取りはただパイロンの周りを旋回するのでなく、
明確に理想とするラインを定めて、
常に安定してトレースできるように
精度、確度を高めていきます。
留意すべきは、旋回後の加速開始ポイントで、
もっともパイロンの近くを通りターン脱出できるよう、
逆算して進入ラインを決定します。
闇雲にパイロンとの進入距離を取るのではなく、
小さな半径で旋回できる者、できない者も、
自身の最小旋回直径を基準にパイロンと距離を取り、
進入ラインを決め、自身の旋回円を描きながら
加速開始ポイントを目指していきます。
パイロン近くで加速できるほど、
早く車体の向きを変えられるようになり、
次のパイロン旋回までの直線が長くなり、
しっかりアクセルを開けることができるのです。

それから、進入前にパイロンに目線を向けてしまうと、
進入走行ラインがパイロンに近づいてしまいます。
そしてパイロンの近くから旋回進入してしまうと、
旋回後半のラインが膨らんでしまい、
なかなかアクセルが開けられず
早く加速体制に入れなくなり、結果として
メリハリないライディングとなってしまいます。

 

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記事投稿日:2019/07/02
カテゴリ : ライディング上達法 ライディング全般